【ネットショップの選び方】これだけは無いと困る!事例から学ぶオンラインストアの必須機能 5選

東京のすみっこより愛をこめて。fummyです😊💡

いまは本当に恵まれた時代で、「BASE」、「STORES.jp」、「カラーミーショップ」などのように、月額利用料0円(もしくはかなり安価)なのに、それなりに機能が充実していて、しかも登録して数分でストアが開設できてしまうような、非常に優秀なネットショップサービスがいくつもありますよね。

ただし、いくら固定費が安いとはいえ、ネットショップとして必須の機能を備えていないと、のちのち購入者さんに不便な思いをさせてしまったり、そのおかげで購入に至らず機会損失をしてしまったり、ということが起こります。

わたしもWebデザイナーをしている中で、たまにクライアントさんからネットショップ開設(運営)の相談を受けることがあります。

クライアントさんの状況に応じて、おすすめのネットショップサービスを比較したり、ご紹介したりするのですが、その時に、「最低限これだけは備えているか」をチェックしている機能・条件が5つありますので、ご紹介したいと思います!

「たった5つでいいの?」

と、少なく感じる方もいるかもしれませんが、必須機能・条件をこの5つに絞っただけでも、意外とネットショップの選択肢が限られてくるんですよね。

「ネットショップサービスはたくさんあるけれど、どう選んだら良いのだろう・・・」

と悩んでいる方は、ぜひ「想定している固定費(月額プラン)の範囲内で、これら5つの機能が十分に使用できるネットショップかどうか」を、判断基準にしてみてください。高額のプランで契約しないと、これらの機能が自由に使えない場合がありますので。

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ちなみに、本記事は、

  • ネットショップでの月の売上見込みが0円〜50万円規模くらい
  • 初期投資や固定費などのリスクをなるべく低く抑えたい

という、小さめのお店のネットショップをこれから開業することをイメージして書いています。(売上見込が0円というのは、ネット集客や販売の実績がなく、見込みが立たない状態を想定しています)

なので、もっと大規模なお店については、本記事ではカバーしていませんので、別の情報を探して参考にしていただいた方がよいと思います。

また、せっかくなので、イメージをしていただきやすいように、とあるクライアントさんの事例を、守秘義務に抵触しない範囲で具体的にご紹介しながら、「なぜこの5つの機能が必須なのか」という根拠を示していきたいと思います。

そのため、場合によっては、もしかしたら想定が具体的すぎることもあるかもしれません。数値の部分などは適宜ご自分の状況と比較して、読み替えながら参考にしていただければと思います!

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ネットショップの選び方:前提となる情報と5つの必須機能

今回のクライアントさんは、東京都内に店舗のある飲食店です。今後販路を広げていくためにネットショップの開設を検討されていて、以下のような状況でした。

ネットショップを開設するにあたっての状況(某飲食店さんの場合)
  • ネットショップで販売する商品は、単品で12〜13品程度(多くもなく少なくもない)
  • 夏季はクール便を使用する(配送パターンが複数ある)
  • 家族経営人手が少ない
  • 実店舗を構えており、店舗では同じ商品をすでに販売している(価格設定に配慮必要
  • ネットショップ開設、ネット販売の実績は過去に無い

これを前提として、ネットショップに求める必須機能を以下のように定めました。

ネットショップに求める5つの必須機能
  1. 商品登録可能数が100以上
  2. 決済方法が豊富(クレジットカード、コンビニ、銀行振込、後払いもしくは代引は必須)
  3. 送料が詳細に設定可能
  4. 納品書のダウンロードが可能
  5. クーポンの発行が可能

理由を説明していきますね。

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ネットショップの必須機能①:商品登録可能数は100以上

ネットショップで販売予定の商品数が単品で12〜13品なのに、「商品登録可能数が100以上」であることを必須にするのは、一見かなり多めなので、無駄なように感じられる方もいるかもしれません。

なぜ100も必要になるのかというと、「お得な詰め合わせ商品」や「ギフト・ご贈答用」などの商品を組み合わせたセット商品のパターンをつくることを想定しているからです。

登録する商品の例:商品セットのバリエーション

それでもやっぱり、「商品登録可能数100以上」は多いと思うでしょうか。

それでは、ちょっとここで想像してみてください。確かに、今回の事例は、商品の種類が12〜13品なので、決して少なくはないですが、特段、多くもありません。しかし、これらを種類や用途に合わせて組み合わせていくと、意外と簡単に数十セットつくれてしまうんですよね。

例えば、このセットがあったら購入者の方が手に取りやすそうな、【A:値段】、【B:商品の種類】、【C: 用途】、【D: 量】という4つの切り口でセットをつくってみます。

【A:値段の切り口】
    ・1000円セット
    ・3000円セット
    ・5000円セット  (etc…)

【B:商品の種類での切り口】
    ・人気商品詰め合わせセット
    ・これだけは食べたい!名物の3品セット
    ・これだけは食べたい!名物の5品セット  (etc…)

【C: 用途の切り口】
    ・ご贈答用セット(専用ギフトボックス付き)
    ・パーティー用バラエティーセット

【D: 量の切り口】
    ・2人前セット
    ・3人前セット
    ・4人前セット
    ・10人前セット  (etc…)

などなど。
いま適当に思いつくままに書いただけでも、すでに単品13品と合わせて25品に達しています。

また、【A:値段】、【B:商品の種類】、【C: 用途】、【D: 量】という4つの切り口を、

【A】×【B】
【B】×【C】
【C】×【D】
【A】×【D】

  ……

というかんじで掛け合わせていくとバリエーションがいくらでも増えていきます。ご贈答用の3000円セット、パーティー用10人前セット、という形です。(例では2つの切り口を掛け合わせていますが、2つでも3つでも4つでも良いですね)

「こんなセットがあったら、購入者の方が手に取りやすいかな?」
「こんなセットがあったら、購入者の方が利用シーンを想像しやすいかな?」

と考え始めると、セットがどんどん増えていきます(笑)。

商品登録可能数のまとめ:100以上が目安!

もちろん、商品数が2〜3品のネットショップも見かけますので、もともとも商品数が少なければ、商品登録可能数は100も必要ないでしょう。

しかしここまで見ていただいて、商品セットのバリエーションは、油断すると簡単に増えそうだ … ということは、感じていただけたのではないかと思います。闇雲に多くするのもよくはありませんが、購入につなげるコツは、購入者の手間をなるべく減らして差し上げること。購入しやすいセットをなるべく多く用意しておくと、購入者側もワンクリックで手軽に選ぶことができます。

というわけで、商品数が10を超えるなら、「商品登録可能数100」くらいは余裕があると、いざセット商品を増やしたいと思ったときに自由に増やすことができるので安心です。「商品登録可能数100以上」を目安にしてみてください!

ネットショップの必須機能①:商品登録可能数は100以上
購入者の方に手に取ってもらいやすくするため、「セット商品」などで商品にバリエーションを持たせることを考慮して、「商品登録可能数は100以上」とする。
【コラム:商品写真は3〜4枚以上が目安!】

「登録可能な商品数」に注目しましたが、各商品ごとに登録できる商品イメージ(写真)も、ネットショップによって上限が異なるので、注意が必要です。3〜4枚ずつ以上登録できるところにしましょう。以下のような写真・画像を登録すると、購入検討者の方にわかりやすくて親切です。

■あるとよい商品写真■
商品イメージ(食品なら、盛り付けた状態のおいしそうなもの)
・商品の拡大画像
・実際に購入者に届いた時のパッケージに商品が入った画像
・中身の個数(内容量)などが明確にわかる画像

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ネットショップの必須機能②:決済方法が豊富

決済方法が豊富であれば、購入者の方にとって便利なので購入を後押ししますし、安心にもつながります。決済方法の種類はあればあるだけよいのですが、最低限、以下の4種類は必須です。

ネットショップに必須の決済方法4選
  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行振込
  4. 後払い決済 or 代引

「クレジットカード以外の決済方法」が必須の理由

必須の決済方法として4種類あげましたが、販売者側としては、ご注文と同時にお支払いが完了する「クレジットカード決済」が、一番確実!一番安心!一番楽チン!です(笑)。

そのため、クレジットカード決済のみにしたい気持ちもありますが、購入者様のことを考えると、クレジットカード決済のみにするのは不親切。なぜなら、購入者側としては、何らかの事情でクレジットカードを持たない人もいるので、慣れ親しんだ支払い方法がないと面倒になって購入自体を諦めてしまうことがあります。

ですので、クレジットカード決済以外の決済方法(現金支払いや、商品と引き換えもしくは到着後に代金が支払える方法)は、必ず用意しましょう。その方が親切ですし、購入意欲につながります。

先払い以外の決済方法が必須の理由

一方で、開店したばかり素性の知れないネットショップに対して「先に代金を支払ってしまうのは不安」と考える購入者の方もいるでしょう。例えば、商品には興味を持ったものの、それが以下のようなネットショップで販売されていたらどうでしょう。

思わず購入を躊躇してしまうネットショップの不安要素例
  • 個人で運営している
  • 開店日がつい最近
  • オーナーの素性がはっきりと記載されていない
  • リアル店舗や公式ホームページはなさそう
  • お店への連絡先が携帯電話の番号のみ(固定電話ではない。実体があるのか怪しい!)
  • 商品のレビューがついてない(他の人の購入実績が見えない。商品があるのか怪しい!)
  • 支払い方法が「先払い」のみ

もちろん、個人運営のネットショップは星の数ほど(?)ありますし、連絡先が携帯電話の番号のみだって、今は珍しくありません。レビュー機能を採用していないネットショップもあるでしょう。しかし、こういった不安要素が複数組み合わさっていくと、購入者側の立場として「お金を先払いしたとして、本当に商品が送られてくるの?」と、ちょっと心配になりませんか?(笑)

ということもあり、代金を商品と引き換え(代引)、もしくは後払いできると、購入者側としても安心です。

決済方法のまとめ:4種類の決済方法が必須!

このようなわけで、決済方法は最低限以下の4種類は必須とします。購入者の方に、安心して商品を購入していただけるお店にしたいですよね。

ネットショップの必須機能②:必須の決済方法4選
  1. クレジットカード決済
  2. コンビニ決済
  3. 銀行振込
  4. 後払い決済 or 代引
【コラム:代引を代替する決済方法「後払い決済」】

後払い決済」については、もしかしたら聞きなれない方もいるかもしれませんが、有名どころでは「BASE」が採用している決済方法です。

「後払い決済」では、購入者は商品を先に受け取り、あとから代金を支払うことができます。しかも商品着荷時にBASEが自動的に商品代金を立て替えてお店に支払ってくれるため、お店にとっても代金未回収のリスクがありません。BASEは「代引」が使用できないのですが、BASEの購入者の4人に1人が「後払い決済」を利用しているという事実から、「後払い決済」がかなり活発に利用されており、「代引」を十分に代替していると言えるでしょう。

参考記事:「4人に1人の購入者に選ばれ、代金未回収リスクのないBASEの「後払い決済」サービス内容について」(「BASE」公式ブログより)

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ネットショップの必須機能③:送料が詳細に設定可能

配送料というのは、ネットショップを運営する上で、かなり頭を悩ませる検討事項なのではないでしょうか。もちろん工夫によっては、「全国一律で送料を設定して購入者の方にわかりやすくする」というようなことができるケースもあるとは思うのですが、今回のクライアントさんの場合は、食品で、夏季はクール便を使用するのが目に見えていたので、送料を細かく設定できる機能は必須でした。

「東京の店舗から全国に発送する」ということを想定し、具体的には以下のような設定ができることを条件にしました。

【送付先の地域別に料金設定できること(少なくとも3区分)】
    ・北海道・四国・中国・九州
    ・東北〜関西
    ・沖縄・その他離島

【地域ごとに複数の料金を設定できること(少なくとも2種類)】
    ・常温便
    ・クール便

【キャンペーン的な送料を設定できること】
    ・●円以上は送料無料!(値段で設定)
    ・送料無料のお得なセット!(商品ごとに設定)

地域(少なくとも3区分)温度(少なくとも2区分)販売促進系、ですね。

主要なネットショップサービスであれば、上記以上に送料を細かく設定することが可能です(地域なら都道府県ごとなども可能)。しかし、オプション機能である場合もあるので、固定費にどれだけ影響するかは注意する必要があります。

ネットショップの必須機能③:送料が詳細に設定可能
地域(少なくとも3区分)温度(少なくとも2種類)販売促進系で、異なる送料を設定できる程度には、「送料が詳細に設定可能」であること。

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ネットショップの必須機能④:納品書ダウンロードが可能

お客様に商品を送るときに必ず同梱する納品書。「納品書ダウンロード」機能は、注文内容に応じて納品書を自動生成してくれて、ダウンロード(印刷)することのできる機能です。

納品書は書くべき内容は少ないのですが、

  • お客様の個人情報
  • 注文内容(お届け内容)

という、絶対に間違えられない、すさまじく気をつかう、センシティブな情報を扱う書類です。

単純作業ですが、自力で作成するとなると、意外と精神が消耗します。

なので、これがシステムからダウンロードできると、手間が省けてとっても便利です。特に個人経営や家族経営で、少ない人手で梱包・発送作業を行うことを考えると、この機能は必須です。

多くのネットショップサービスが備えている機能なので、あえてこの機能がないネットショップサービスを選ぶ理由はないでしょう。

ネットショップの必須機能④:納品書のダウンロードが可能
個人経営、家族経営など、人手が少ない場合は、「納品書ダウンロード」機能が必須。

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ネットショップの必須機能⑤:クーポンの発行が可能

クーポンと聞くと、イメージとしては、例えば、購入していただいたお客さまの荷物に「次回使える割引クーポン」を同梱することで、リピート購入をうながす、というものがあります。販売促進効果ですね。

しかし、これとは別の理由で、特にすでに店舗経営をされている方は、クーポン機能を必須と考えるべきです。

理由は、「常連さんへの配慮」 です。

今回のクライアントさんの例で言いますと、クライアントさんは、40年以上も実店舗経営を続けている老舗の店長さんで、長年商品を購入して支えてくださる常連さんが多数いらっしゃいました。オンラインストアの商品価格を、店頭価格よりも高く設定する予定だったのですが、常連さんに限っては、オンラインストア購入の場合も「店頭価格」で購入してもらいたかったんですね。

この問題を、解決してくれるのが、常連さん向けのクーポンの発行です。このような「クーポンを使った常連さんへのサービス」や、「オンラインストアと店頭の販売価格のギャップへの対処法」についての詳細は、以下の記事にまとましたので、ご興味のある方は参考にしてみてください!

ネットショップの必須機能⑤:クーポンの発行が可能
  • リピート購入を促すためにクーポン機能があるとよい。
  • 特に、すでに実店舗経営をしてきたお店の場合は、オンラインストアでも「常連さんへのサービス」を行うため、クーポン発行機能が必須。

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まとめ:ネットショップの必須機能はこの5つ!

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ここまでみていただいたように、ネットショップを選ぶ際には、最低限「以下の5つの機能が想定のプランで十分使えるかどうか」を、確認していただくとよいです!

ネットショップに求める5つの必須機能
  1. 商品登録可能数が100以上
  2. 決済方法が豊富(クレジットカード、コンビニ、銀行振込、後払いもしくは代引は必須)
  3. 送料が詳細に設定可能
  4. 納品書のダウンロードが可能
  5. クーポンの発行が可能

具体例も示してきましたので、ここまで読んでいただいて、ネットショップを使うイメージも同時に持っていただけたら嬉しく思います^^

そして、ここまで読んでいただいたところで、「じゃあ、この5つの必須機能が十分備わっているネットショップは、結局どれなの?」という疑問が当然生まれてきますよね(笑)。いま比較記事をまとめているのですが、もう少し時間がかかりそうなので、ざっくりとまとめておきます。

5つの必須機能を備えるネットショップサービス
  1. BASE公式サイト):
    初期費用・月額無料。固定費が一切かからず、リスクが全然ないので、初めての人におすすめ。無料でここまでの機能を使えるネットショップは他にありませんが、販売手数料が他ショップよりも若干高め(6.6%+40円)です。
  2. STORES.jp公式サイト):
    月額980円(+税)で、全機能を使用できます。販売手数料はBASEよりも安く(5%)、クーポンもBASEよりも細かく設定できるので、固定費が余裕でペイできるなら一番おすすめ。
  3. カラーミーショップ公式サイト):
    月額3000円(+税)のプランで、クーポン含め全機能が使用可能。売上が安定して50万円位(/月)以上なら、カラーミー(+手数料お得プラン)がお得(3.6%)。それ以下ならSTORES.jpの方が利益率が高いです。(後々、移転するのも手ですね)

上記は、月額利用料が無料もしくは安価で、5つの必須機能を十分使用できるネットショップサービスの代表的なものを3つ挙げました。初めてで売上の見込みが全く立たないという場合は「BASE」か「STORES.jp」あたりが、初期費用もなく利用料も安価でおすすめです。(カラーミーショップだけ初期費用が3000円(+税)かかります。)

素敵なネットショップをつくっていただけますように!
この記事が少しでも参考になったなら、嬉しいです。

それでは、今日も素敵な一日を!

fummy

BASE


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