【Illustrator】パターンで塗りつぶした背景にグラデーションをかける方法(パターンスウォッチのつくり方も!)【キラキラ模様】

東京のすみっこより愛をこめて。fummyです😊💡

グラデーション、ものすごく流行ってますよね。

Illustratorで図形にグラデーションをかけるのは難しくないのだけど、

「パターンで背景を塗りつぶして、そこにグラデーションをかける」

のはひと手間いるので、やり方のメモを書き残しておこうと思います。
それでは、つづきをどうぞ!

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今回つくるもの

今回は、この画像の背景のグラデーションをつくってみたいと思います。
アイキャッチ画像の背景も実はこれです!

こちら、パターンだけ抜き出すとこうなっています。

パターン一つ一つではなく、塗りつぶしたパターン全体に、ブルーからターコイズブルーのような色に移りゆくグラデーションがかかっているのがわかると思います。

まずパターンで画面を塗りつぶして、そこにグラデーションをかけるというのをやっていきます。

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つくる前に:使用するパターンについて

まず前提としてお話ししておきたいのが、使用するパターンについて。

本記事のアイキャッチ画像のイラストを作成するときは、わたしが下記の本でイラレ修行をしたときに作った七宝柄をパターンに使いました。

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【おすすめ入門書】Webデザイン初心者が、Illustrator習得のために一番はじめにやるべき本

2018年3月5日

七宝柄は日本の伝統柄ですが、並べると花柄みたいにもなるし、円の大きさ調整するとキラキラ模様のようになって、たくさんのバリエーションができるので便利です。

当初の予定では、「今回は『グラデーションのかけ方』がメインのお話なので、パターンはお好きなものを使ってくださいー!」とするつもりだったのですが、

「パターンなんて無いよ!」
「つくるのめんどくさいよ!」

っていう方もいるかもしれないな・・・と今更ながらふと思いました。

七宝柄のつくり方からやることも考えたのですが、、、補足説明が多くなりそうなので、今回はパスさせていただきたいです。ごめんなさい!(><)

でもそれではあんまりなので、代替案として、今回は、てっとりばやく「円(●)」だけでキラキラっぽいパターンをつくるところからやってみることにしました。

円(●)だけでも七宝柄と似たパターンがつくれるのですが、こんなかんじで異なる柄になります。つまり、キラキラ度合いが少し減ります。

「極力めんどくさくなくササッとつくれる代用」ということで、どうかご容赦くださいませ。

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塗りつぶしたパターンにグラデーションをかける方法

それではここから、

  1. 円をつかったキラキラのパターンを作成
  2. パターンで背景塗りつぶし
  3. 塗りつぶした背景にグラデーション適用

をやっていきたいと思います!

(1) アートボードを作成する

イラレを起動し、「ファイル」→「新規…」から新規にアートボードを作成します。今回は80×80(px)のパターンを使用する予定なので、アートボードは80の倍数の800×560(px)の大きさにしました。

(2) パターンを作成し、パターンスウォッチに登録する。

円でキラキラのパターンをつくっていきます。

まず、92×92(px)の正円をつくります。ツールパネルから楕円形ツールを選択し、アートボードをクリックして、出てきたウィンドウの幅と高さに92を入力してEnterキーを押して確定します。

できた円の色はなんでもよいです。今回は黒(#000000)にしています。線は”なし”にしてください。

今度は80×80(px)の正方形をつくります。こちらは、塗りと線は”なし”にしてください。

円と正方形を重ねて、中心がそろうように位置をそろえます。

円と正方形の両方を選択した状態で、整列パネルの整列方法は「選択範囲に整列」を選択。「水平方向中央に整列」、「垂直方向中央に整列」を順番に選択して、円と正方形の中心がぴったりと重なるようにそろえます。

そろえたら、レイヤパネルで、正方形のレイヤーを円のレイヤーの下に配置してください。

円と正方形を両方選択した状態で、スウォッチパネルにドラッグ&ドロップします。

ロボボ
んん?? どうして円の下に、透明の正方形を配置するの??

当然の疑問だと思いますので、解説します!

イラレの仕組みとして、パターンにしたい形の下に透明の正方形を置くことによって、パターンにする範囲を指定することができるのです。

以下に図解してみました。

図解!パターンスウォッチ

80×80(px)の円を単体でドラッグ&ドロップすれば、そのままスウォッチパネルに登録することができます。しかし、その場合は円全体がパターンになるため、広範囲を塗りつぶしたときに、左図のようにパターンとパターンの間があいてしまいますし、キラキラが大きくなります。

これに対して、92×92(px)の円の80×80(px)の範囲をパターンとして指定するとどうなるか。塗りつぶしたときに、右図のように円が重なり合うように配置されるため、キラキラが小さくなります。

このように、円の大きさを変えると、キラキラが大きくなったり小さくなったり、形が変わったりしておもしろいですよ。いろいろ試してみてください!!

(3) パターンで背景を塗りつぶし、グラデーションをかける。

背景用に、アートボードと同じサイズの長方形をつくります。

長方形ツールを選択し、800×560(px)の長方形をつくります。つくった長方形を選択した状態で、整列パネルを開き、整列方法は「アートボードに整列」を選択。「水平方向中央に整列」、「垂直方向中央に整列」を順番に選択して、長方形とアートボードがぴったり重なるようにします。

長方形を選択した状態で、さきほどスウォッチパネルに登録したパターンをクリックします。

そうすると、下記のように長方形が塗りつぶされます。(目がチカチカしたので、小さめ!笑)

再び、アートボードと同じサイズ(800×560)で長方形をつくり、アートボードに整列してください。塗りは”任意の色”、線は”なし”にしてください。わたしの方では、ピンクに塗りつぶしています。

レイヤパネルで、このピンクの長方形レイヤーを、パターンで塗りつぶした長方形レイヤーの下に配置してください。下記のようになります。

上図のようになったら、ピンクの長方形レイヤーとパターンで塗りつぶしたレイヤーの両方を選択します。そして、透明パネルの「マスク作成」をクリックします。

下記のように白くなりますが、心配しなくて大丈夫です。

レイヤーパネルを見ると、先ほどの2つの長方形レイヤーがひとつの白い長方形レイヤーに統合されています。これを選択した状態で、透明パネルの「マスクを反転」にチェックを入れます。

「マスクを反転」にチェックを入れると、ピンクのレイヤーの色が、パターンで塗りつぶしたレイヤーに適用されました。

この状態でピンクのレイヤーのカラーを、グラデーションに変えていきます。透明パネルで、ピンクのレイヤーが選択されていることを確認してください。

透明パネルでピンクのレイヤーが選択されている状態で、グラデーションパネルを開きます。グラデーションパネルの左上の四角い窓をクリックし、グラデーションを適用します。種類は「線形」にしておいてください。

グラデーションのパターンが下記のような「白→黒」のパターンになっていない場合は、グラデーションパネルの左上の四角い窓の右隣にある▼ボタンをクリックし、「ホワイト、ブラック」のグラデーションパターンを選択してください。

グラデーションパネルの下部に、白から黒に色が移り変わっていくグラデーションスライダーがあります。グラデーションスライダーの下の、左端のポイントをダブルクリックしてください。

そうするとカラーパレットが開きますので、カラーコードに”ブルー(#77a1d3)”を入力し、Enterキーを押します。

同様に、今度はグラデーションスライダーの下の、右端のポイントををダブルクリックしてください。

カラーパレットで、カラーコードに”ターコイズブルー(#79cbca)”を入力し、Enterキーを押します。

これで、パターンで塗りつぶした背景にグラデーションを適用することができました!!

ロボボ
ちなみになんだけど、グラデーションを適用するときにカラーコードを直接入力してたじゃない? グラデーションの色ってどうやって決めたの??

確かに!自分で好きな色にしたいですよね。

気になる方は、グラデーションの色をつくる時に、わたしがよく参考にするツールを以下の記事にまとめましたので、参考にしてみてください。

グラデーション, illustrator, グラフィック

【Illustrator・Photoshopなど】グラデーションの色を決めるのにおすすめのツール 4選

2018年9月4日

(4) 最終調整をする。

さて、パターンにグラデーションを適用できました。

このままでもよいのですが、この背景の上に白文字をのせたいな〜と思ったので、白文字が目立つように背景をもう少し暗くすることにしました。

またもや、アートボードと同じサイズ(800×560)で長方形をつくり、アートボードに整列してください。塗りは先ほどのグラデーションでつかった”ブルー(#77a1d3)”線は”なし”にしてください。

そして、たった今つくったブルーの長方形レイヤーを、グラデーションを適用した長方形のレイヤーの下に配置します。

こんな感じで、白い文字も目立ちそうな背景になりました!!
こちらに文字を置いてみたり、イラストを置いてみたり、つかってみてください〜!

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おわりに(仕上げ)

ここまで読んでいただき、お疲れさまでした!!

パターンの円の大きさを変更してキラキラの形を変更してみたり、グラデーションをご自分の好きな色に変更してみたり、いろいろ遊んでみていただけたらなと思います。

アイキャッチ用にグラデーションパターンをつくったのですが、せっかくなので、この記事用に、文字と、その昔つくったロボボの歯車バッジを、ささやかに配置してみました。

また記事中ですでにご紹介しましたが、グラデーションの色を決める時に役立つツールを以下の記事にまとめましたので、これも参考にしてみてください。

グラデーション, illustrator, グラフィック

【Illustrator・Photoshopなど】グラデーションの色を決めるのにおすすめのツール 4選

2018年9月4日

それでは、今日も素敵な一日を!

fummy

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